ラグビーの走り方を変えるとどうなる?パフォーマンス向上の可能性とトレーニング方法を徹底検証!大阪と京都のMORIトレ
- 森 雅昭(スポーツ家庭教師/かけっこ走り方教室/体操教室枚方市)
- 23 時間前
- 読了時間: 4分
ラグビーの走り方を変えるとどうなる?パフォーマンス向上の可能性とトレーニング方法を徹底検証
ラグビーは激しい接触プレーとダイナミックな走りが融合したスポーツです。瞬発力、加速力、方向転換、そして持久力と、あらゆる走りの要素が問われます。そんなラグビーにおいて「走り方を変える」ことは、どれほどパフォーマンスに影響を与えるのでしょうか?今回は、ラグビー選手が走り方を改善することで得られる変化と、それを実現するためのトレーニング方法を多角的に解説していきます。
なぜラグビー選手に「走り方の改善」が必要なのか?
ラグビーにおける走りには、スプリントだけでなく、急加速・減速、横移動、ステップなどが含まれています。一般的なスプリント技術だけでなく、「試合中の状況に適応するための動き方」が求められます。
しかし、走り方にクセがあると、以下のような問題が発生します。
• 加速が遅れる(初速の弱さ)
• 方向転換時のブレやロスが大きくなる
• 上半身がブレてコンタクトに弱くなる
• 後半の持久力が落ちやすくなる
つまり、フォームが非効率だと「スピード」「パワー」「持久性」「ケガのリスク」に悪影響を与えてしまうのです。
走り方を変えることで得られるパフォーマンス向上の可能性
1. 初速・加速力の向上
ラグビーでは、ディフェンスラインを突破する場面や、ボールを追いかけるシーンで一気に加速する能力が必要です。
正しい前傾姿勢・地面に力を伝えるフォームを身につけることで、加速初動が鋭くなり、タックル前に有利なポジションを取ることができます。
2. ステップ・方向転換のキレ向上
切り返し時に地面を蹴る角度や足の接地位置がズレていると、方向転換に時間がかかります。
軸を保ったままの走り方を習得することで、ステップのキレが増し、相手ディフェンスを抜く確率も向上します。
3. パワー伝達効率の改善
腕振りや体幹の使い方が改善されると、下半身の力を効率的に上半身に伝えられるようになります。
これにより、タックル時の「ぶつかり合い」での強さも向上します。
4. 疲労軽減と持久力の向上
無駄な動きが減ることでエネルギー消費が抑えられ、後半になってもスピードを維持しやすくなります。
効率的な走りは、持久力の強化にもつながるのです。
走り方改善のためのトレーニング方法【段階別に紹介】
1. 【フォーム修正】自分の走りを知る
• 動画分析:練習中の走りを撮影し、前傾角度、腕振り、足の接地位置などをチェック。
• 姿勢ドリル:「壁押しドリル」「Aスキップ」「マーチング」で正しい姿勢・動きの感覚を掴む。
2. 【スプリント技術】加速力の強化
• リアクションダッシュ:不規則なタイミングでのスタート練習で反応力と加速力を向上。
• ヒルスプリント:坂道を使ったダッシュで股関節の伸展力と地面反力を鍛える。
• スレッドプッシュ:ウェイトを押すトレーニングで加速時の姿勢と出力を高める。
3. 【アジリティ強化】方向転換能力を高める
• ラダー&コーンドリル:細かいステップの習得と軸の安定性強化に効果的。
• シャトルラン系ドリル:切り返しと判断スピードを同時にトレーニング。
4. 【体幹&下半身トレ】接触プレーに強くなる
• 体幹スタビリティトレーニング:プランクやデッドバグで軸を安定させる。
• スクワット・ランジ・ジャンプ系:下半身の出力強化と爆発力向上に直結。
• トリプルエクステンション:股関節・膝・足首を一斉に伸ばす動きを意識したトレーニングで、スプリント力を高める。
実際に走り方を変えたラグビー選手の声
• 「ステップの切れが増して、1対1で抜ける確率が格段に上がった」
• 「コンタクト前に良いポジションを取れるようになって、ケガのリスクが減った」
• 「後半でもスピードが落ちにくくなり、トライに絡めるシーンが増えた」
多くの選手が、単なるフィジカルトレーニングだけでなく、「走り方の見直し」がゲームでの成果につながっていると実感しています。
まとめ:ラグビーの走り方は「勝敗を分ける武器」になる
ラグビーでは、1プレーの中に多くの走りの要素が詰まっています。スプリント力、ステップ、タックル時の安定性、持久力など…これらをすべて底上げするのが「正しい走り方」です。
フィジカルを鍛えるのはもちろん重要ですが、「いまの自分の走りが本当に効率的か?」を見直すことが、さらなる飛躍のカギになります。ぜひ、走り方を見直すトレーニングにチャレンジして、試合でのパフォーマンスを最大化していきましょう!
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