「○○するだけで速くなる!」プロが教える短距離走のコツ
- 森 雅昭(スポーツ家庭教師/かけっこ走り方教室/体操教室枚方市)
- 2月10日
- 読了時間: 3分
短距離走は、100mや200mといった短い距離を全力で駆け抜ける競技です。単純に「速く走る」ことが求められますが、実は正しいフォームや効率的な動きが重要です。
今回の記事では、「○○するだけで速くなる!」をテーマに、プロが実践する短距離走のコツを解説します。走るのが苦手な人から、さらに速くなりたい人まで、誰でも実践できるポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください!
1. 速くなるための基本原則
短距離走のタイムを縮めるためには、以下の3つの要素が重要になります。
• スタートの爆発力(0秒~20m):最初の加速が重要
• 中間疾走の効率性(20m~70m):無駄な力を使わずスムーズに走る
• フィニッシュの維持力(70m~100m):最後までスピードを落とさずに駆け抜ける
これらを意識するだけでも、短距離走のパフォーマンスは向上します。では、それぞれのフェーズで「○○するだけで速くなる!」ポイントを解説していきましょう。
2. 「スタートダッシュを制する」ために○○するだけ!
短距離走では、スタートの一歩目が速さを決めると言われています。そこで大事なのは、「腕の振りを意識するだけ!」です。
◆ ポイント① 腕を力強く振る
スタートの瞬間、足を強く蹴り出すことも大事ですが、それ以上に腕を大きく振ることで身体が自然に前へ進みます。
✅ 腕を後ろに大きく引く
✅ 前ではなく後ろに力をかけることを意識する
✅ 手を速く引けば、その分足も速く動く
腕を意識するだけで、スムーズに加速できます。
3. 「中間疾走をスムーズにする」ために○○するだけ!
スタートで勢いをつけた後、最高速度を維持しながら進むのが「中間疾走」です。ここで意識したいのは、「リラックスするだけ!」。
◆ ポイント② 力を抜いて走る
「速く走らなきゃ!」と力んでしまうと、筋肉が緊張して動きが硬くなり、逆にスピードが落ちます。
✅ 肩の力を抜く
✅ 顔の力を抜き、軽く口を開ける
✅ 腕の振りはリズムよく、スムーズに
特に、肩が上がるとストライド(歩幅)が狭くなってしまうので、リラックスを意識しましょう。
4. 「ラストスパートで失速しない」ために○○するだけ!
最後のフェーズでは、どうしてもスピードが落ちがちです。そこで大事なのは、「目線を意識するだけ!」。
◆ ポイント③ ゴールを見るのではなく「少し先」を見る
ゴールを意識しすぎると、身体が後ろに反り、ブレーキがかかってしまいます。
✅ ゴールの3~5m先を見る
✅ 胸を張り、前傾姿勢を維持する
✅ 最後まで腕をしっかり振る
これだけで、ラストの伸びが違います!
5. まとめ
「○○するだけで速くなる!」短距離走のコツを紹介しました。
✅ スタートで「腕を振るだけ!」 → 速い加速ができる
✅ 中間疾走で「リラックスするだけ!」 → 最高速度を維持できる
✅ ラストスパートで「目線を意識するだけ!」 → 失速を防ぐ
この3つを意識するだけで、短距離走のタイムは確実に向上します。
ぜひ、次の練習や大会で試してみてください!
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